interview
ごま焼酎 紅乙女 STANDARD

2019年5月1日、紅乙女酒造はごま焼酎の香り高く上品な味わいをもっと多くの方に知っていただきたいと、ラベルデザインに美しいイラストレーションを起用したごま焼酎 紅乙女 STANDARD 江口寿史バージョン(アルコール分25度・内容量900ml)を発売しました。描かれたのは、まっすぐにこちらを見つめる澄んだ瞳の女性。作者のイラストレーター江口寿史さんに、ご自身の作品や好きなお酒について語っていただきました。
■誰かに似ているとよく言われる女性イラスト
吉祥寺の商店街を歩く人をイメージして描きました。吉祥寺は若い人の街で、そこにいるような子を描いたつもりです。
設定というか、見る人に視線を投げる絵として描きました。名前はつけてないです。でも以前にも広告で描いた女の子のイラストに、広告代理店で名前が勝手につけられたことはあった(笑)。
それはそれでいいです(笑)。自分の絵は「知り合いに似てる」とか「これはアイドルの誰々さんですよね」とか「わたしに似てる」とか(笑)よく言われるんですよね。いろいろと(イメージが膨らんで)見えるようには描いてるけど、自分で決めることはないですね。それぞれが思ってくれればいいので。そもそもは、自分が女性に生まれなかったその悔しさで描いているんです。
絶対女性がいいですね。

■ひと仕事終えて親しい誰かと飲む焼酎が、いちばん
元々は日本酒が好き。でも血糖値が気になるので、焼酎を飲むことが多いですね。麦とか芋とかをお湯割りで。最近はごま焼酎もよく飲みますよ。
ごま焼酎は体に優しいイメージがあるので、祈るような気持ちで飲んでいます(笑)。
いちばん美味しいのは、仕事をひとつ終えてお店で飲む時。仕事中はずっと一人なので、いつも誰かを呼び出して飲みます。誰かと寄って飲むと話が止まらなくなってずっと飲んでる(笑)。今はしないけど、昔はよく朝までやってましたよ。
(text:コピーライター 矢玉奈津実)